情報収集とデータ分析

2023年5月21日
ひかり個別指導学院 塾長日記

5月に入り新年度の慌ただしさが少し薄れてきました。少し落ち着いてきたので、最近は受験結果についての情報収集やデータ分析を行っていました。

今月、模試会社の方や教材会社の方とお話しさせていただく機会があり、昨年度の入試結果のまとめや、今年度の入試改革についての情報をいただくことができました。また新年度に受験情報誌も各社から新しく発刊されましたので、そちらからも情報収集を行いました。

高校受験案内で有名な晶文社さんから出版されている有名な『高校受験案内』もその内の一つです。先月発刊されましたので、こちらも要チェックですね。

高校受験案内2024年度用

こちらの本で、近隣高校の情報を中心に目を通していきましたが、驚いたことが大きく2点ありました。
・女子の偏差値で、鷺宮高校が杉並高校を追い抜いたこと
・男女ともに、石神井高校が井草高校の偏差値に並んだこと

女子偏差値
杉並高校偏差値推移21年SS55⇒22年SS53⇒23年SS51
鷺宮高校偏差値推移21年SS50⇒22年SS52⇒23年SS52

井草高校偏差値推移21年SS58⇒22年SS58⇒23年SS58
石神井高校偏差値推移21年56⇒22年SS57⇒23年SS58

杉並高校が少し偏差値を下げてしまい、鷺宮高校が上がってきました。
鷺宮高校は昨年度の女子の応募倍率が都内一だったこともあり、益々人気で今後も注目される高校です。

井草高校と石神井高校は、大きな推移があるわけではないのですが、何となく並んでしまいました。

一昔前は、石神井高校と杉並高校が同列にされていたことを考えると、大きな変化です。

上記だけのデータを見ると、「杉並と井草だめじゃん、鷺宮と石神井いいねぇ」となりそうなところですが、そんなことはありませんでした。

出口(大学合格実績)の方のデータを3年程集計し分析してみたのですが、杉並高校と井草高校は偏差値データで同レベルの都立私立高校と比較してみるととても優秀でした。お勧めできる高校です。

当塾からですと「豊多摩高校」「井草高校」「石神井高校」「武蔵丘高校」「杉並高校」「鷺宮高校」あたりを目指す生徒さんが多いですが、どの高校もお勧めできますね。今後もしっかりデータを抑えていきたいと思います。

 

色々と調べてみましたが、都立私立高校ともに偏差値表記と大学合格実績の関係性を改めて注視してみると、非常に面白いものがありました。隠れた実力校も発見できました。

近隣都立高校・私立高校(中堅校中心)のデータをまとめてみましたので、興味ある方にはお見せしたいです。これらを今後の進路指導に役立てたいと思います!