下井草教室の向川原です。
教室内に、色々張り紙をしています。
今あるものだと、椅子のまま移動禁止、トイレを出たら手を洗いましょう、机に落書き禁止…
小学生の生徒さんも多く出入りすると、目につくのが落書きや軽いいたずら、悪い癖のようなもの。
個人的に、どんなものでも、特に共有の物などは落書きなどせず大事に扱って欲しいなと思っているのですが、どうしても年頃も相まって、手持無沙汰で雑に扱ってしまったりする子を見かけます。
激しく怒るほどではないので、何かを発見したらその都度声をかけるようにはしているのですが、どうしても、ほとんど私一人で動かしているような教室ゆえに、見つけるのが遅くなってしまうことが多々ありました。
そうすると、生徒視点からすると何かをしたあとに時間差でそれについて怒られる構図になります。
これは自分の話ですが、小さいころ、無意識のうちにいつの間にか貧乏ゆすりが癖になってしまったことがありました。その都度、親にとても注意されたのですが、あまりに無意識に癖になってしまうと、今自分は貧乏ゆすりをしていたのかどうかすら認識出来なくなっていたように思えます。そうすると、注意されても何で注意されたのかという反発心が芽生えてしまいました。ただ、すぐ注意されることによって、自分は今貧乏ゆすりをしていたんだなと次第に自認し、程なくして癖は無くなりました。
また、全然関係ないところですが、犬を飼っていて、しつけの本を見たとき、犬がいたずらをしたらその場で叱らないと、後から怒られても犬はしたことを忘れてしまっているので、何で怒られたのかがわからない、といった話が書いてありました。(もちろん、生徒さんを犬扱いするわけではないのですが、人間にも通ずるものがある気がします。)
これらのことから、個人的には、
・無意識の癖になってしまう前に声をかける
・やったことをすぐ認識できるようにする
のふたつを心がけています。ただ、どうしても目の届かないこともあるので、気になることがあれば張り紙をして注意喚起をするようにしています。
目についているところに掲示がある効果は大きく、特にみんないい子たちですので、すぐに気を付けてくれるようになりました。
ただ、あまり張り紙だらけでもちょっと威圧的なイメージがあるので、大丈夫かなと思ったものについては少しずつ剥がすようにしています。
勉強だけではなく、道徳や人間形成の場にもなればいいなと思う日々です。
ひかり個別指導学院 下井草教室
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