漢字の学習

2019年2月25日
ひかり個別指導学院 未分類

下井草教室の向川原です。

 

小学生の生徒さんですと、基本的に漢検対応のテキストを使った漢字の暗記学習も授業の一部に取り入れるのをお勧めしており、現在通塾中の生徒さんでも漢字学習を授業に取り入れている方が多いです。

漢字の指導をする教員は一度誰でも考えたことがあるのではないかと思うのですが、「止め、はね、払い」をどこまで厳しく突き詰めていけば良いのか、という話があります。教員だけではなく、家で子供の勉強をふと見たときや、あるいは大手の通信教材等の採点などは外部のパートさんなどに任せていることも多いですので、教員だけではなく、子供と関わる全ての大人に関係ある話かもしれません。

これに関して、文化庁が数年前から何度か指針を発表しています。

http://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/shoiinkai/iinkai_22/gijishidai.html

 

これによれば、止めはねはらいなどについては、識別が出来れば厳格に決まりごとがなく、ある程度は許容しても問題ないとのこと。

自分が小学生の時は、凄く厳しくチェックされた思い出がありますので、この辺りは割と寛容になってきた気がしますね。

ただ、止めはねはらいなどは、書写の硬筆や毛筆で字を書く時の書き方から来ているとのことらしく、ある程度意識して書けば美しい字を書くことができます。なので、普段の授業でも「止めはねはらいが出来てないからバツ」という視点よりかは、美しい字を書くためのテクニックのひとつとして止めはねはらいを指導するようにしています。(もちろん、書き順や読み方など、間違ってはならないものは厳格にチェックしていますよ!)

 

こういった、文化庁や文科省の発表は、教育指導要領の変更といった大きなものから、身近な指導におけるヒントを与えてくれるものまで多種多様なので、定期的にチェックして最新の指導が出来るように心掛けています。

生徒の皆さんにもよりきれいな字を書けるようになってもらうべく頑張ります!

 

 

ひかり個別指導学院 下井草教室

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